チームパシュートとは?より楽しむために知っておくこと
平昌オリンピック真っ只中。
女子チームパシュート準々決勝が行われました。
今までこの種目は見たことがなかった。何をやっているのかもわからない。
ニュースやダイジェストなどで流れてもチャンネルを変えてしまっていました。
しかし今回、高木美帆選手の可愛さと活躍もあり、彼女たちのパシュートに向けてのドキュメントを見た。そのおかげでパシュートとは何なのかがわかったし、パシュートにかける思いを知ることができた。
パシュートとはなんなのか、どういうルールなのか、そのためにどうしてきたか。
これらを知ると、今回のオリンピックでのパシュートの見方が変わります。より楽しめるようになります。
チームパシュートとは、1チーム3名が同時に滑り、3人目がゴールラインを通過するまでを競います。
女子の場合、コース6周(2400メートル)を1レース2チームで滑り、スタート位置はメインストレート側とバックストレート側に別れて同じ方向にスタートします。そして、相手より早くゴールするか、追い抜いたら勝ちです。
変わっているのが、長い距離を滑るため、横に並んで滑るのではなく縦に並んで滑ります。そうすることによって風の抵抗を減らし、いかにスタミナを温存するかが勝負になります。
このとき必ず3回先頭を交代しなければいけません。そして、1人1周以上は先頭を走らないといけません。
日本代表は、このチームパシュートのために1年のうち300日以上は合宿をして共に過ごし、お互いの滑りや性格などを知ることでチーム力をあげてきました。
それによって「ピッタリと息のあった隊列」と「スムーズな先頭交代」を身につけ、8年間破られてなかった世界記録を更新しました。つまり金メダル最有力候補です。
日本代表メンバーは、1000メートル銀メダリストの高木美帆、姉の高木菜那、佐藤綾乃、菊池彩花選手で、このうち3名をレースごとに選びます。
昨日準々決勝が行われ、日本代表はスタートで少しヒヤッとしたんですが、落ち着いてレースをして、2位で準決勝に進むことができました。
今回、僕はルールなどを知ることでとても面白く観戦することができました。
今後の日程は、21日(水)に準決勝、決勝が行われます。1日で2レースもするんですね。ますますスタミナ勝負になるのでチーム力が問われます。
思い切ってレースをし、結果に結びつくといいですね。楽しみだ。
頑張れ日本!