ドラゴンズ、タイガース、イーグルス
小学生の時、じいちゃんの影響で中日ドラゴンズのファンでした。
ファンクラブにも入っていました。
年に一回、石川県で試合があり、じいちゃんとねえちゃんと僕の3人で観に行っていました。
いつだったかの試合で、ドラゴンズが9回まで負けていたので帰ろうとスタンドを歩いていたら、誰だったか忘れましたがホームランを打ちました。
なぜかねえちゃんが泣きました。
中学になって、あんまりドラゴンズに興味がなくなっていました。
でもあとで気づきました。
監督が変わってからだと。
僕が好きだったときの監督は、星野仙一でした。
その後、特にどこの球団が好きということもなく、月日は流れていきました。
高校を卒業後、大阪に住むことになりました。
当時の阪神タイガースは弱小でした。
でも大阪のテレビでは阪神の試合やニュースがバンバン流れてくるので、なんとなく応援していました。
そして、星野仙一がタイガースの監督になりました。
そこから徐々に勝つようになり、何十年かぶりにリーグ優勝をしました。
やっぱり星野監督はすげーなあと思いました。
星野仙一はタイガースの監督を辞め、僕も大阪を離れました。
その後、また特にどこの球団も応援しないまま月日は流れました。
しばらくすると、星野仙一は楽天イーグルスの監督になりました。
その頃は、もうどこのチームがどうだとか、誰がどうだとかがまったくわからなくなっていました。
でも、やっぱりイーグルスは気になりました。
勝って欲しいなあと思いました。
そして、また勝つようになり、リーグ優勝し、日本一にもなりました。
やっぱり星野監督はかっこいいです。
でもあんな上司がいたら怖いですね。
試合中の闘志むき出しの顔。
納得いかない判定に抗議する顔。
不甲斐ないプレーに怒る顔。
いいプレーの時に褒める顔。
勝ったときの勇ましい顔。
試合を離れたときの優しそうな顔。
さんまとトークしているときの楽しそうな顔。
もう見れないのか。
早すぎるな。
闘将と呼ばれ、怒っているイメージ。
でもなぜか僕が思い浮かべるのは、めちゃくちゃ笑ってる顔だ。
夢をありがとうございました。
感動をありがとうございました。
ありがとうございました。