面白いは武器になる。
あけましておめでとうございます。
今年も頑張っていかなあかんなー思てるんですけども、と漫才風に挨拶してみました。
漫才といえば、友人で漫才師を目指していたやつがいます。
中・高と同じ学校で、高校卒業後に大阪へ行き、NSCという吉本の養成所に入りました。
その頃僕も大阪にいたので、よく一緒に夢を語りながら飲んでいました。
青春ですねー。
僕らの学生時代は思いっきりダウンタウン世代です。
影響された人も多かったんじゃないでしょうか。
例にもれず、その友人も多大な影響を受けていました。
とにかく面白いことをしよう、みんなを笑わせようと色々としていました。
そして、実際に面白かったです。
M-1の予選に出てたんですが、1回目、2回目は一次予選で敗退していました。
3回目は見事一次予選を突破したんですが、二次予選で敗退。
予選は見に行ったんですが、自分の友人がステージに出てくるってなんか変な感じですね。
出てくるだけで面白いので、正当な評価ができません。
しかし、あんなに学生時代は面白かったやつなのに全然結果を残せない。
やっぱい厳しい世界なんだなーと痛感しました。
テレビに出ている芸人さんのネタを見て、面白いとかつまらないとか言ってしまいますけど、まずテレビに出れているだけですごいことなんだなーと思います。
その彼は、今は芸人の道は諦め、普通に就職をして頑張っています。
しかも接客業でそこそこ偉くなっているそうです。
お客さんを笑わせながら仕事をしている姿が目に浮かびます。
面白いは武器ですね。
正月はお笑い番組が多いので、彼を思い出しながらテレビを見ることにしよう。