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女子フィギュアスケート、妖精たちの演舞の裏で思うこと

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平昌オリンピック

女子フィギュアスケートが終わりましたね。

 

宮原知子が4位、坂本花織が6位という結果でした。

平日の日中なのでライブでは見ていませんが、日本勢はメダルこそなりませんでしたが、よく頑張りました。

 

金メダルは、ロシアのザギトワ、なんと15歳とのこと。すごいです。

銀メダルは、同じくロシアのメドベージェワ。19歳とこれまた若い。

銅メダルは、カナダのオズモンド。

 

この順位はショートプログラムの順位そのままになりました。

上位二人のフリー演技を見たのですが、完璧ですね。そのままディズニーの映画に出ていてもおかしくないくらいです。まさに妖精のよう。

 

ザギトワは15歳という若さでオリンピックで金メダルを取ってしまって、燃え尽き症候群になってしまわないか心配です。インタビューでも「幸せと同時に、心に穴が空いたよう」と言っています。まだまだこれからなので、もっと見せて欲しいです。

 

メドベージェワは世界選手権で連覇していたので、金メダルを取ると思っていました。やはり勝つのは簡単ではないのですね。みんな必死ですしね。

ただ銀メダルだったことで、悔しさをバネにもっと強くなりそうです。そうなると日本選手も勝つのが大変になりそうで厄介ですね。

 

僕も経験がありますが、2位って一番悔しい順位なんですよね。

「あと少しで1位になれたのに」「どうしてもっと頑張れなかったんだろう」と後悔が湧いてきます。

3位だと「まだトップとは差があるな。もっと頑張ろう!」と前向きに終われます。

逆に1位だと、次の目標が設定しづらいのでモチベーション維持が難しい。

勝負の世界は難しいですねー。

なので小平さんのように、「順位よりも、自分のやるべきことをやる」ことが大事になってくるんでしょう。

 

しかし言うのは簡単ですけど、なかなかできないのが普通だと思う。

国中の期待がプレッシャーとなって両肩にかかってくる。大会前から大勢の報道陣が集まってきて取材され、結果を出せなければあーだこーだ言われる。そんな中で自分を見つめるのは相当難しいです。

おそらく、それができる人が大一番で結果を出せる人なんでしょう。

 

日本はその辺はまだ優しい方だと思いますが、海外だと結果を出せなければ避難が凄まじそうです。サッカーだと家に火をつけられたりしますからね。

そういうところが気持ちで負けてしまうことにつながるんでしょう。

 

だからと言って、日本も結果至上主義にはなって欲しくないと思います。

暖かく見守って、結果が出れば一緒に喜び、失敗してしまっても一緒に悲しむ。

日本のそういうところは僕は好きです。