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英語多読のやり方 〜Oxford Reading Tree編〜

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英語が読めるようになるにはやさしい英語で書かれた本を多読すればいいのはわかった。

では実際どう読めばいいんだろう?

 『多聴多読マガジン 2018年4月号(コスモピア)』が手元にあるので、そこで紹介されている方法を紹介します。

そして、それを参考に実際に僕がやっている方法も紹介します。

 

多読学習 5つの心得

①やさしいものから始める

 背伸びして難しい本を選ぶと挫折してしまいます。あせらず「こんなの簡単すぎる」と感じる本から始める。やさしい英文をたくさん読むうちに読書スピードもあがり、いちいち和訳しなくても読めるようになるはず。

②単語の意味より、話の筋

わからない単語があってもいちいち辞書を引かず、大きな話の筋や流れを追って読書の勢いを優先させる。 辞書に頼らない癖をつければ、分脈から判断して、わからない単語の意味を直感的に推測できるようになる。

③7〜9割の理解でよい

 完璧主義はたいてい挫折する。多読の際は100%の理解にこだわらず、70〜90%の理解で十分と割り切って、とにかく1冊を読んでしまう。特に小説は、70%の理解でも十分その世界を楽しめる。

④日本語に訳さない

 和訳をして理解する方法だと、読書速度に限界があり、ちょっと複雑な英文になると途端に速度が落ちてしまう。和訳せずに直読・直解し、返り読みせずに左から右に読んでいく習慣をつけると、30万語程度の多読で英文を英語のまま理解できるようになる。

⑤面白いものを選ぶ

わからなくて飛ばしている部分が多くなれば当然、理解度は落ちる。あまり飛ばす部分が多い本は、いまの自分のレベルに合っていないので違う本を読むようにする。面白くないと感じた本を無理やり読み続ける必要はない。 

例外もある

 この5つの心得はあくまで基本で、英語を使うプロになりたい方や仕事などで内容を100%理解しなければならない方は、辞書を引いたり、何度も同じ部分を繰り返して精読をする必要があるでしょう。

しかし、その場合も返り読みや訳読することは避け、英語のまま100%理解することを目指しましょう。

僕のやり方

それでは、英語多読 5つの心得を参考に、Oxford Reading Treeでの自分なりのやり方を紹介します。

なお、この方法にはCDと日本語ガイド付きのパックが必要です。

 

①CDを聞きながら読む

付属のCDを聞きながら、発音などを確認しながら黙読する。 

 

②普通に読む

CDなしで、普通に頭から音読する。わからない単語や表現は分脈や絵から想像する。 

 

③日本語訳で確認する

別冊の日本語訳を見て内容を確認しながら音読する。

 

④CDに合わせてリピーティングする

 リピーティングとは、一文ずつ音声を聞いて、実際に声に出して読んでいく。

CD音声と同じように、発音、アクセント、リズムなどを真似して読む。

 

⑤CDに合わせてシャドーイングする。

 シャドーイングとは、音声を流しながら、少し遅れで一緒に声に出して読んでいく。

これもCD音声と同じように、発音、アクセント、リズムなどを真似する。

 

つまり、全部で5回読みます。

 

この方法はあくまで多読の初期だけです。やさしく短い文の時に、英語に慣れるためにじっくり読んでいきます。「これはもう完全にわかるな」とか、慣れてきたら省ける項目も増えてきて、どんどん読み進めていけるようになるでしょう。

最後に

語学の習得は時間がかかります。やはり継続が一番大事だと思います。

なので、以上にあげた方法は参考にしつつ、結局は自分なりのやり方を見つけ、楽しく英語に触れながら学んでいくのがいいでしょう。「こうしなければならない」と思うとしんどくなって続かなくなってしまいます。

 

やさしいものから初めて、徐々にレベルを上げていく。

自分が主人公のロールプレイングゲームをするように楽しみましょう。

いつかラスボスを倒す日を夢見て!