インプットとアウトプットを同時に行う「一点突破」読書法
僕は一時期、読書法に関する本を好んで読んでいました。
「どうすれば効率的に、速く読めるのか?」
「どうしたら読んだ本を忘れないでいれるのか?」
それに応えてくれる本を探していました。
その答えはまだ見つかっていません。というか、答えなんてないんだと思います。
とにかくたくさん本を読み、自分で見つけるしかないんだろうと思います。
ただ、ヒントになる本は何冊かありました。
今日は、そんなヒントになる本を紹介したいと思います。
「戦略系コンサルタントのロジカルシンキング・リーディング」大石哲之
- 著者紹介
- 本を読む前に、まず何のために何を学ぶのかを考える。
- 効率がいい読書は、同じテーマの本を10冊集中して読む。
- 全部読まずに必要なところだけをゆっくり読む。
- 読書のPDCAサイクルを回す。
- インプットとアウトプットを同時に行う。
- 感想
- 最後に
著者紹介
この本の著者・大石哲之さんは、調べたらブロガーなんですね。知らなかったー!
様々な事業に関わり、現在は、仮想通貨関連の事業にをメインにしているようです。
活動範囲は、コンサル、作家活動、ノマド研究家、アートコレクター、メディア出演などと多岐にわたります。アグレッシブな人ですね。すごいです。
それでは、この本の中から僕が選んだ役立ちそうな内容をまとめたものを紹介します。
本を読む前に、まず何のために何を学ぶのかを考える。
本の中に役に立ちそうなノウハウが10個書かれていて確かに役に立ちそうでも、どれもこれも同時に実践しようと思うと、どんどんやるべきことが増えてしまい、結局何も身につかない。
思い切って目的とする1つのノウハウだけ身につける。他のことは惜しいけれども今回は捨てる。1冊の本から多くを学ばない。
効率がいい読書は、同じテーマの本を10冊集中して読む。
- 何が大切な概念なのか、本質がわかる。10冊読んで、同じことが繰り返し出てきているものは、その分野のスキル習得にあたって、肝となる部分。
- 1冊の本を丁寧に読むより、10冊をラフに読んだほうが、理解のスピードが早い。1回読んだ本は再読はしないが、同じテーマの本を10冊読めば理解が深まる。
全部読まずに必要なところだけをゆっくり読む。
- パラパラめくって重要なところを探し、目に付く見出しがあれば少し読んでみて、役に立ちそうだと思ったら折り目をつける。
- 折り目をつけたところから読んでいく。
- 重要だと思ったところを熟読モードで読む。このとき、読む時間と同じだけの時間を考えるということに使う。
- 残りをざっと流し読みし、ほかに重要なことが書いていないか、見逃していないかを低速スキャンする。
読書のPDCAサイクルを回す。
Plan ー なんのために読むのか、目的を絞る。
Do ー 本を読む。
Check ー 考える。
Action ー 実践する。
読書を一定の時間で止めて、意識的に考える時間をつくる。そしてまた読む。このサイクルを自分の読書感覚として取り入れると、考えるクセがついてくる。
考えるクセが定着してくると、思考能力がアップし、読書から得られるものが大きくなる。
インプットとアウトプットを同時に行う。
コンサルタント流の読書法は、読書(インプット)と実践(アウトプット)を同時に行う。
読書目的を絞る → 読書する → 考える → その時点で何か実践 → また読書
という「PDCAサイクル」を回す。
感想
ざっとまとめてみましたが、どうでしょうか?参考になりそうなことはありましたか?
あれば幸いです。
しかし、はじめの方に書いてありましたが、あれもこれもやろうとすると結局何もできなくなります。
「何を知りたいか」「何を学びたいか」をはっきり決めて、それ以外は今は無視する。
おそらく、それは今は知らなくていいことなのでしょう。もし知りたいと思ったときは、きっとまた別の機会に出会うはずです。
生きている間にすべての本を読むことは不可能ですので、目的を明確にして、効率的に読書をしたいですね。
最後に
これはあくまでも僕が参考になるなと思ったことです。
ほかにもいろいろな方法が載ってますし、より具体的にも書いてありますので、興味が湧きましたら読んでみてください。
でした。