成果をあげるには、時間管理と集中である。『プロフェッショナルの条件』P・F・ドラッカー
どうも、戸塚です。
今日は、『プロフェッショナルの条件』という本を紹介します。
正直、この本は自分にはあまりピンとこなかったのですが、いくつか参考になることもあったので紹介します。
まずドラッカーとは
正式名はピーター・F・ドラッカー。経営学者で、マネジメントや現代経営学の発明者です。
数年前に「もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら」という本が流行りましたね。
どんな本か
この『プロフェッショナルの条件 ーー いかに成果をあげ、成長するか』は、ドラッカーを初めて読む人のために、これまでの著作10点、論文1点からエッセンスを抜き出した本です。
集中する
一時に一つのことに集中して勉強する。次に新しいテーマを決める。それらのテーマを完全に自分のものにはできないが、理解することはできるようになる。
強みを知る
何事かを成し遂げるのは、強みによってである。強みを知る方法はフィードバック分析である。何かをすることに決めたならば、何を期待するかを直ちに書きとめておく。
フィードバック分析からわかること
- 明らかになった強みに集中する。
- その強みをさらに伸ばす。
- 無知の元凶ともいうべき知的な傲慢を正す。
- 自らの悪癖を改める。
- 人への対し方が悪くて、みすみす成果をあげられなくすることを避ける。
- 行なっても成果の上がらないことは行わない。
- 努力しても並みにしかなれない分野に無駄な時間を使わない。
時間管理
成果をあげる者は、何に時間がとられているのかを明らかにすることからスタートする。次に、時間を管理すべく、自分の時間を奪おうとする非生産的な要求を退ける。そして最後に、その結果得られた時間を大ききくまとめる。
一度に一つ
成果をあげるための秘訣を一つだけあげるならば、それは集中である。成果をあげる人は、もっとも重要なことから始め、しかも、一度に一つのことしかしない。
一度に一つのことを行うことによってのみ、早く仕事ができる。時間と労力と資源を集中するほど、実際にやれる仕事の数や種類は多くなる。
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いかがでしたでしょうか。
経営者や経営を学ぶ人、何かで成果をあげたい人などには参考になる本だと思います。
そして、この本を読んで「ドラッカーいいこと言うね!もっと知りたい!」と思ったら他の本も読んでみてください。
『プロフェッショナルの条件』P・F・ドラッカー