もしもスノボが出来たなら
昨日は、大人になると雪があまり好きじゃなくなったという話をしました。
雪かきや仕事が遅れるからということもありますが、ウィンタースポーツをしないからという理由もあると思います。
子供の頃はスキーをしてました。そこそこ上手かったと自負しています。
コブ(モーグル競技などのボコボコしたコース)なども、ビビりながらもスイスイ滑ってた記憶があります。
高校卒業後くらいにスノーボード(以下スノボー)が流行り始めました。
しかしその頃は大阪に行っていたので、ブームに乗り遅れたので一度もやったことがなかった。
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今から10年前、29歳の頃の話です。
当時お付き合いしていた彼女がスノボーが好きなこでした。
その冬、その彼女と別れそうになったので、なんとかするべく、僕もスノボーを始めることにしました。
幸い友人にスノボーが得意な人がたくさんいたので、こっそり教えてもらうことしました。道具もウェアも全部借りて。
初めてのスノボーの日。
普通、最初は緩やかなコースで慣らしますよね?
でも友人は「大丈夫、大丈夫ー」とゴンドラで一番上まで連れて行かれました。
そこで初めてスノボーに足を固定・・・
み、身動きとれねえ・・・
でもここまできたら滑るしかない。
あまりモタモタして友人を待たせるのも悪いですし。
ただ、もうひとり初心者がいたのが心強かったです。
その日はほとんど半分以上がお尻で滑り降りました。
あるとき友人が、僕の後ろ姿を見てケラケラ笑っているので、なんでかなーと思ったら、あまりにお尻で滑っていたため破れてしまっていたのです。
恥ずかしいったらありゃしない。
それからというもの、体操服でブルマーを隠す女学生のように、上着の裾を目一杯下げながらの練習となりました。
結局その日は滑れるようになりませんでした。
コソ練、2回目。
別の日、またみんなで行くと驚くほど滑れるようになりました。
しかし調子に乗りすぎて、転んで頭を強打し、びびって滑れなくなってしまいました。
すぐに調子に乗るクセをどうにかしたい。
★★
コソ練の甲斐もなく、彼女とは一度もスノボーに行かずにお別れしてしまいました。
以来、一度もスノボーはしていません。
もしスノボーが趣味になってたら、もっと雪を楽しめたんだろうなあ。