戸塚珈琲店

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どんな声が好きですか?

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ラジオを聴いていて気づいたことがある。

 

僕は仕事中、毎日ラジオを聴いている。

お昼のとある番組の中で、某通販大手のラジオショッピングのコーナーがあり、いつものように聴くともなく聴いていると、何かいつもとは違う違和感を感じた。

 

以前、そのラジオショッピングでは、もう引退されたが、元社長が自ら出演して商品を紹介していた。

その元社長の声というのが、甲高く、訛りがあり、とても癖のあるしゃべり方だった。

その話し方が受け継がれているのか、後任の人たちも、訛りはないが、似たような甲高い声で商品を紹介していた。

 

で、僕は何に違和感を感じたのか。

 

それは、どうやら商品を紹介する人がいつもの人ではなく、新しい人に交代していたのだ。

その新しい人の声は、程よい低音で、落ち着きのある、いわるゆる「いい声」だった。

しかし、僕が感じた違和感は、むしろ「そこ」にあったのです。

 

元社長の、甲高く、訛りがあり、癖のある喋り方が、ついつい耳を止めてしまい、今買わないと損かも、と少し焦らされるような気がした。

しかし、新しい人の声は、いい声でとても聴きやすいのだが、そのせいでスーっと耳を通りぬけてしまうのです。

商品の説明を聴いても、その落ち着いた声だと、こちらの気持ちも落ち着いてしまい、考える隙を与えてしまう。

あくまでこれは僕の感じたことなので、そのせいで売上がどうなったとかは知りません。

 

***

 

明石家さんまが以前テレビで言っていたことを思い出した。

 

「お笑いは腹から声を出したらあかん。喉でしゃべんねん」

(正確ではないが、このようなことを言っていた)

 

さんま曰く、喉で発声するとアホ声になるので、お笑いにはいいようです。

 

お笑い、役者、ラジオショッピング、アナウンス、プレゼンなど、それぞれの場所で合う声というのがある。

好みもあるが、心地いい声というのはある。

それほど声は重要なんだなあと再認識しました。

 

ちなみに、僕は女性の少し低めの鼻にかかった声が好きです。

 

失礼しました。