どんな声が好きですか?
ラジオを聴いていて気づいたことがある。
僕は仕事中、毎日ラジオを聴いている。
お昼のとある番組の中で、某通販大手のラジオショッピングのコーナーがあり、いつものように聴くともなく聴いていると、何かいつもとは違う違和感を感じた。
以前、そのラジオショッピングでは、もう引退されたが、元社長が自ら出演して商品を紹介していた。
その元社長の声というのが、甲高く、訛りがあり、とても癖のあるしゃべり方だった。
その話し方が受け継がれているのか、後任の人たちも、訛りはないが、似たような甲高い声で商品を紹介していた。
で、僕は何に違和感を感じたのか。
それは、どうやら商品を紹介する人がいつもの人ではなく、新しい人に交代していたのだ。
その新しい人の声は、程よい低音で、落ち着きのある、いわるゆる「いい声」だった。
しかし、僕が感じた違和感は、むしろ「そこ」にあったのです。
元社長の、甲高く、訛りがあり、癖のある喋り方が、ついつい耳を止めてしまい、今買わないと損かも、と少し焦らされるような気がした。
しかし、新しい人の声は、いい声でとても聴きやすいのだが、そのせいでスーっと耳を通りぬけてしまうのです。
商品の説明を聴いても、その落ち着いた声だと、こちらの気持ちも落ち着いてしまい、考える隙を与えてしまう。
あくまでこれは僕の感じたことなので、そのせいで売上がどうなったとかは知りません。
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明石家さんまが以前テレビで言っていたことを思い出した。
「お笑いは腹から声を出したらあかん。喉でしゃべんねん」
(正確ではないが、このようなことを言っていた)
さんま曰く、喉で発声するとアホ声になるので、お笑いにはいいようです。
お笑い、役者、ラジオショッピング、アナウンス、プレゼンなど、それぞれの場所で合う声というのがある。
好みもあるが、心地いい声というのはある。
それほど声は重要なんだなあと再認識しました。
ちなみに、僕は女性の少し低めの鼻にかかった声が好きです。
失礼しました。