まんぷくロス確定…
毎日帰宅してから、NHK朝の連続テレビ小説『まんぷく』を見るのを楽しみにしていた。
それが、終わってしまった。
こんなに楽しみだった朝ドラは初めてだった。
『まんぷく』は、インスタントラーメンやカップヌードルを発明し、日清食品の創始者でもある安藤百福の実話をもとにした話だ。
立花萬平(長谷川博巳)と福子(安藤サクラ)の出会いから、結婚し、カップラーメン誕生までの物語である。
「世の中に役に立つものを作りたい」という信念を持つ萬平と、
「萬平さんは発明のことだけ考えていればいいんです」と支える妻・福子。
萬平が「福子がいてくれなかったらこんな発明はできなかった」と言っていた。
実際、福子の何気ない一言にヒントを得て、それを萬平が実現化していくことが多かった。
本当に理想的な二人だと思う。
忘れていけないのが、福子のお母さんの鈴さん(松坂慶子)だ。
萬平や福子のやることなすことに反対し、ブツブツ言いながらも結局は二人に巻き込まれていく。
「わたしは武士の娘です」が口癖だ。
まったくいい味を出していた。
今まで見た朝ドラの中で、グンを抜いて面白かった。
最初は見ようかどうか迷っていた。
なぜなら、福子は三人姉妹の末っ子で、姉役には内田有紀と松下奈緒と言う美人二人。
それに、だいたい朝ドラの主演は、若く、これからの女優が起用されることが多い。
その点、安藤サクラは先の二人に比べると、正直美人とは言えず(ファンの人すいません)、新人でもないので、今までとは毛色が違うキャスティングでどうなるんだろうかと思った。
しかし、安藤サクラは不思議な女優さんである。
この朝ドラを見るまでは名前しか知らなかったが、見れば見るほど魅力的に思えてくる。
と言えるくらい、彼女の存在が際立っていた。
こうして最初から思い出してみると、書いていくうちに頭の中が整理され、なんだかスッキリしてきた。
問題は今日からだ。
10月からの6ヶ月間、毎日楽しみに見ていた『まんぷく』が、もうやっていない。
まんぷくロス確定。
しばらくは安藤サクラの映画でも見て我慢しようと思う。
誰かオススメを教えてください。
全国のまんぷくロスのみなさん、共に乗り越えましょう!