「なぜマラソンなんてするのか?」に答えます
去年から僕はフルマラソンの大会に出るようになりました。
そこでよく言われるのが、
「なぜお金を払ってまでそんなつらい事をするのか?」
と聞かれます。
確かにフルマラソンにエントリーするだけで1万円前後かかります。
走るのが嫌いな人にとっては意味がわからないでしょうね。
僕も昔は長距離は嫌いでした。
なぜわざわざつらい事をするのかわかりませんでした。
地味だし、競技場内なら誰かが見ていてくれますが、競技場から外に出ると応援もポツポツとしかいません。
目立ちたがり屋の僕には理解ができませんでした。
中学の陸上部での話。
ある時、長距離だけの大会があり、陸上部内でそれに出場する選手を決める選考会がありました。
その大会は平日にあるので、選手になれば授業を休むことができました。
何人だったかはっきりは忘れましたが、選手5人と補欠2人ぐらいだったと思います。
そこで僕は気づきました。
「補欠になれば疲れずに休める」
どうして僕はこういうセコイ考え方をしてしまうんでしょうね・・・
それはともかく、僕は見事ねらい通り2人目の補欠になりました。
それはそれで凄くないですか?笑
そんな僕が、今ではフルマラソンを走るようになりました。
短距離の大会がないということもありますが、もしあっても今は短距離の方がつらいように思います。一瞬で終わってしまいますしね。
最初の「なぜ走るのか?」に答えるとすれば、
- 練習をすれば少しずつ走れるようになる。
- 完走した時の達成感。
この二つではないでしょうか。
成長を感じられるし、足りないこともわかってくる。
だから次に向けてもっと練習しようと思える。
まあ言ってしまえば「自己満足」です。
そもそも走るのが嫌いな人にはどう説明してもわからないかもしれません。
でも「やってみたら楽しいよ」とだけは伝えたいです。
走っているときはあんなにつらくて、もう二度と出たくないと思うのに、終わって2、3日したら「また出てもいいかなー」と思えてくるから不思議です。
マラソン大会は全国各地でたくさんあります。
今から始めるには秋の大会ぐらいがいいでしょう。
少しづつ練習していけば完走も夢じゃありません。
というか、完走は半分歩いてもできます。
より良いタイムを目指して練習し、成長し、ゴール後の達成感を感じてみるのはいかがでしょうか。